皆さんこんにちは、管理人のゆうです。
このページでは京都鉄道博物館の最大のお楽しみの1つ、ブルートレインの食堂車について紹介しています。
【このページの目次】
- ブルートレインはプロムナードに展示されています
- ブルートレインの車内
- ブルートレインのメニュー
- 京都鉄道博物館のオリジナル弁当も
- ブルートレインでの食事
- ブルートレインの混み具合
- 京都鉄道博物館の中でお弁当が食べられる場所
- 京都鉄道博物館の中に自販機はある?
ブルートレインはプロムナードに展示されています
フランス語で『散歩道』を意味するプロムナード。(Promenade)
駅のプラットホームをイメージした屋外スペースに、0系新幹線やC62形蒸気機関車など、鉄道の歴史に残る貴重な車両が12両展示されています。
今回ご紹介している食堂車、ブルートレインもこのプロムナードに展示されています。
太陽の自然な光が差し込んでくる素敵なところですね!
エントランス入ってからすぐの場所なので、いきなりテンションMAXです
走るホテルやブルートレインの愛称
20系寝台特急列車の食堂車
青い車体に白のラインのナシ20形24号車は1970年に製造され、ブルートレインの愛称で親しまれた20系寝台特急列車の食堂車として、東京~九州を結んだ「はやぶさ」や、東京~東北を結んだ「あけぼの」などに連結されていました。
以前は大阪の交通科学博物館でも土日や夏休みなどに食堂車として活躍した後、閉館に伴い京都鉄道博物館にやってきました。
ブルートレインの牽引機
DD54形33号機も
ブルートレインの牽引機として活躍したDD54形ディーゼル機関車も展示されていて、再びブルートレインと連結しています。
ブルートレインの車内
ブルートレインの車内は多くの人で賑わっており、皆さん楽しそうで本当にいい笑顔をされていました。
ブルートレインの定員は約40名
ブルートレインの車内は4人掛けのテーブルが10席、定員約40名となっていますので、休日で人が多い時は順番待ちが出来ることもあります。
かつてブルートレインの食堂車として多くの人に愛されてきた車両が、大阪で、そして今度は京都で多くの人に食事を提供している姿は、胸にジーンとくるものがありますね
ブルートレインのメニュー
ブルートレインではお弁当の他にも、マーボー丼や中華丼などの丼物や、カレー、サンドイッチなどの食事メニューを販売しており、本館2階のレストランよりも、若干安めの値段設定になっています。
京田舎弁当
950円
おばんざい弁当
1,000円
すき焼き弁当
950円
舞子弁当
1,000円
北山弁当
1,000円
食堂車のカレー
900円
クラブハウスサンド
750円
食堂車のマーボー丼
650円
食堂車の中華丼
700円
お子様ランチ
850円
SL車輪巻き
500円
昔懐かしいお茶
100円
お弁当の販売場所
お弁当はブルートレイン横でも販売していて、大型連休などの特に人が多い場合はスカイテラスで販売していることもあります。
※ 2016年10月追記 ブルートレインの横にお弁当販売の専用ハウスが設置されました。
実際に食べてみたお弁当を紹介
炊き込みご飯と人気のおかずの北山弁当(1,000円)
お弁当の種類は、京都鉄道博物館オリジナルの他にもあります。
こちらは炊き込みご飯と天ぷらや鮭など、人気のおかずが入った北山弁当(1,000円)です。
かぼちゃなどの天ぷらや・・。
里芋やシイタケ、人参などの煮物。
ミートボールや鮭、卵、カツなどのおかずが入っています。
美味しいですか~?
う~ん、まぁ普通かな(^^;
グルメぶって・・。
豊富な種類の舞子弁当(1,000円)
こちらはお弁当の中身が16個に区切られている舞子弁当(1,000円)です。
写真の見た目通り豊富な種類で、結構多くの人が買っているのを見かけます。
ちらし寿司や煮物に・・。
鮭や団子、八ツ橋も入っています。
美味しいですか~?
これは・・個人的にはイマイチかな。
一見おかずが多いように見えるけど、実はそんなにない(^^;
特に子どもが食べるものがほとんどないので、子どもは他の弁当がおすすめです。
見た目的には色々入ってそうなんで、よく売れてるんですけどね・・。
うちの子どもたちは鮭しか食べませんでしたね。
京都鉄道博物館のオリジナル弁当も
ブルートレインで販売しているお弁当の中には、お弁当箱付きのランチBOXなど、京都鉄道博物館だけのオリジナル弁当も4種類あります。
子どもだけじゃなく大人にも大人気!
オリジナルのお弁当箱付きのウメテツランチBOX(1,500円)
京都鉄道博物館のお弁当メニューの中で、間違いなく一番人気なのが、このウメテツランチBOXです。
ウメテツランチBOXの大人気の理由は・・。
大人気のウメテツランチBOX。
その一番の理由は、持ち帰って再利用できるお弁当箱にあります。
通常このタイプのお弁当箱は1,000円~1,500円くらいしますし、オリジナルキャラクターのウメテツや500系新幹線、義経号などがプリントされた京都鉄道博物館限定のお弁当箱のため、ランチが入って1,500円は凄くお買い得といえます。
食べて美味しい、持って帰って嬉しいでダブルでいいですね。
ウメテツランチBOXが売り切れの場合は、京都鉄道博物館のお土産コーナーにもオリジナルのお弁当箱があります(1,512円)
こちらは2段のお弁当箱になっています。
一見「量が少ない・・」と見えるウメテツランチBOXですが・・。
実はおかずの下に、ハンバーグや卵焼きなどが隠れていて、結構ボリュームがあります。
ご飯は子どもが好きなチキンライス。薄味でさっぱりで食べやすいです。
子どもが好きなウインナーと唐揚げが1つずつあり・・。
フライドポテト(ケチャップ付き)とチキンカツが2つ入っています。
さらにおかずの下にはハンバーグと卵焼き・・ということで、大人でも十分足りるくらいの量になっています。
ウメテツランチBOXは大人気で、12時過ぎには売れていることもあります。
お昼ご飯に買うと決めている場合は、先に買っておきましょう!
おかずの種類が多いSL弁当
こちらは梅ご飯に抹茶いなりなど、9つに仕切られたスペースにご飯やおかずが盛りだくさんのSL弁当(1,100円)です。
黒っ!
中央の巻きずしはSLの車輪をイメージした「SL車輪巻き」ですね。
黒いのはSLをイメージして、イカスミが入ってます。
色んな種類のおかずを食べたい人、ガッツリいきたい人にピッタリのお弁当やね。
鳥のササミ揚げにウメを挟んだ揚げ物や、まっ黒の竹輪の天ぷら、卵焼きやウインナー、ハングバーグに・・。
抹茶いなりや焼いた鰆(サワラ)、レンコン、胡麻豆腐などなど、おかずの種類が豊富です。
美味しいですか~?
飛びぬけてこれが美味しい!っていうわけではないけど、どのおかずも普通に美味しいね。
ハンバーグも柔らかいし、小さな子と一緒に食べるお弁当としてもおすすめやね。
豪華で色鮮やかな梅小路弁当
こちらの色鮮やかなお弁当は、梅ごはん、サバの塩麹焼、エビフライなど豪華なおかずが入っている梅小路弁当(1,250円)です。
鯖の塩麹焼が凄く美味しかったです!
帰って使える京都鉄道博物館のきんちゃく付き!
京都鉄博オリジナル巾着弁当!
オープン後に新しく登場した、京都鉄博オリジナル巾着弁当(1,200円)です。
オリジナルの巾着は、末っ子くんのお弁当入れに使います。
巾着の中のお弁当は、チラシ寿司です。
ゆうさんの好物、お寿司じゃないですか。
なかなか色鮮やかやね。
頂きまーす!
どうですか?
うん、ご飯も錦糸卵も柔らかくて美味しいで。
ご飯の量はあるんだけど、少し具のボリュームに欠けるから、男の人には少ないかもね。
箸休めにはザーサイや山くらげが添えられています。
個人的には巾着がメインで、軽く食べたい人や、女性向けのお弁当かなと思います。
ブルートレインでの食事
この日はたまたま長男と二人で来た日。
午後2時くらいだと土曜日でも並んでいる人がいませんでした。
ただ、メニューを見てみるとお弁当以外の丼やカレーはほぼ売り切れてましたので、丼などを食べたい人は、早めに行くと良さそうです(^^;
こちらは長男が食べたバニラソフトクリーム(450円)です。
バニラの他にも「バニラ&チョコレート」や抹茶もあります。
ソフトクリームの下にコーンフレークが敷かれていて、結構ボリュームがありました
こちらは私が食べた梅小路弁当(1,250円)です。
梅小路弁当という名前の通り、梅の形をした「梅ごはん」です。
ガッツリ白ご飯を食べたい人には、少し足りないかも・・。
レンコンの下に隠れちゃってますが、鯖の塩麹焼が何とも絶妙な塩加減と柔らかさで、凄く美味しかったです。
気になるお弁当の販売元は・・
京都鉄道博物館のオリジナルお弁当って、やっぱり博物館の中でシェフが作ってるんやんな?
そんなわけないやん。
業務契約をした業者さんが製造販売してるはずやで。
お弁当の箱を見てみ・・
お弁当の蓋を見てみると・・販売者は「ハトヤ瑞鳳閣(ずいほうかく)」でした
ハトヤ瑞鳳閣といえば、京都鉄道博物館から歩いて約15分(京都駅から5分)の場所にある『京湯元 ハトヤ瑞鳳閣』で、楽天トラベルで☆4.46、ミシュランガイドにも掲載された非常に評価が高い、自家温泉を備えた和のホテルです。
予約がかなり難しいくらい埋まってますが、自家温泉で露天風呂付きの部屋もあるので、鉄道博物館に行く時に泊まれたら最高ですね!
『京湯元 ハトヤ瑞鳳閣』の空室をチェック
ブルートレインの混み具合
ブルートレインの車内で食事ができるということで凄く人気があり、食事メニューが売り切れるまではほぼ常に人待ちが出来ています。
車内の定員は約40名のため、特に人が多い日には写真のように長い列ができることもあります。
できるだけお昼の時間をずらすといいのですが、土日は2時過ぎくらいになるとほとんど品切れになることも多いので、早めにずらしましょう!
出来れば10時台に入るくらいがいいです。
一方、こちらは平日(金曜日)の12時過ぎの様子です。
混雑はかなり余裕がありますが、梅小路弁当や昔ながらの幕の内弁当は売り切れ、カレーや中華丼、マーボー丼も売り切れとなっていました。
京都鉄道博物館の中でお弁当が食べられる場所
購入したお弁当はブルートレイン以外に食べられる場所がありますので、人が多い時は空いているところを探してみましょう。
レストラン兼休憩所
約250席と館内で一番多い席数があるレストラン兼休憩所では、注文した料理だけでなく、館内で購入したお弁当や持ち込みのお弁当も食べることも出来ます。
手を洗う洗面台や小さな子用の椅子もたくさん用意されているのも便利です。
プロムナード横の中庭
お弁当を販売しているプロムナードの横には中庭があり、涼しい日にはここで食べるのも気持ち良さそうですね。
扇形車庫横の休憩用客車
ちょっとした穴場が、扇形車庫の横にある休憩用の客車、オハフ50形68号車です。
『レッドトレイン』の愛称で親しまれた国鉄50系客車で、前身の梅小路蒸気機関車館の時代から休憩所として活躍しています。
「これは・・懐かしい!」と感じる世代の人も多いのではないでしょうか。
この客車の中では休憩だけではなく、お弁当などの飲食も大丈夫です。
テーブルがないので、小さい子にはお弁当はちょっと食べずらいです。
おにぎりやパンなどの軽食を食べるのにおすすめの場所です。
次に利用する人のために、ごみは必ずゴミ箱へ捨てましょう(^^
客車の中からはSLスチーム号もバッチリ見えますよ!
スカイテラス
本館3階にあるスカイテラスでもお弁当を食べられます。
パラソルがあるので日よけもバッチリで、すぐ近く(スカイテラス入口)には自販機もありますので、お茶などの飲み物も買えます。
テラスからは世界遺産の東寺の五重塔も見えます。
涼しい日に外で食べる食事はまた格別ですね。
本館3階のホール
暑い日、寒い日、雨の日・・。外で食べるのはちょっと・・という時には、本館2階のレストラン兼休憩所だけではなく、本館3階のホールがおすすめです。食事や休憩のスペースとして午後3時まで開放されており、100人くらい入れる写真の大きなホールと、人が多い時には隣のホールも開放されます。
ゆっくり落ち着いて食べられるので、小さな子がいる家族にもお勧めのスペースです。
京都鉄道博物館に自販機はある?
お弁当のお茶など、自販機で買えますかね?
飲み物は近くて買って持っていったほうがいいですか?
大丈夫、京都鉄道博物館の中には各所に自販機があります。
まずは本館入り口横(トワイライトプラザ横)にあります。
プロムナードでお弁当を買って、すぐにここで飲み物を買えます。
本館1階の休憩ブース横と・・。
本館3階のスカイテラス横の自販機は、スカイテラスで食事をする時に便利です。
本館と扇形車庫との連絡通路の下にもあります。
自販機の値段はテーマパーク価格ではなく、普通の自販機と同じです。
下にも鉄道博物館のレストラン等、関連記事がありますので、ぜひご覧ください(^^