皆さんこんにちは、管理人のゆうです。
このページでは京都鉄道博物館の最大のお楽しみの1つ、運転シミュレータについて紹介しています。
【このページの目次】
運転シミュレータの整理券は抽選方式です
運転シミュレータの体験には整理券が必要になりますが、プレイできる人数に限りがあるため、時間ごとに抽選方式となっています。
特に人が多い土日は当選確率も低くなります。
当選すればラッキーくらいの感覚で・・・。
抽選券の発券場所
運転シミュレータの整理券は、以前は抽選時刻の1時間前には並んで、当たりが入った箱からフダを引く・・というものでしたが、現在は並ぶ必要のない抽選券の発行になり、すごく良くなりました。
発見場所は本館2階のシミュレータ会場です。
多くの人が抽選に参加できるようになりましたので、当選確率は下がっています(^^;
抽選券は新幹線と在来線から選べます
写真の小さな抽選券が在来線、大きな抽選券が新幹線になっています。
こちらも以前はランダムに当選でしたが、現在はチャレンジしたいシミュレータを選べるように変更になっています。
僕、新幹線のシミュレータがやりたい!
って、あれ?
抽選の時点で選べませんけど?
また元に戻って選べなくなりました・・。
当たってからのお楽しみやね。
抽選は1人1回
抽選券の発券時には、入館チケットの裏面にスタンプを押すので、1人1枚しか貰えない仕組みになっています。
せっかく遠方から来たので、何とか子供にシミュレータをやらせてあげたい!という場合にはどうしたらいいですかね・・?
抽選は1人1回できるからね、入場券を持ってる家族全員でチャレンジして、当たったら子供にあげる・・という方法やね。
抽選と発表、シミュレータ体験のスケジュール
抽選時刻 | 発表時刻 | 当選人数 | 体験時刻 | |
---|---|---|---|---|
1回目 | ~10:25 | 10:30 | 48人 | 10:40~ |
2回目 | ~11:35 | 11:40 | 48人 | 11:50~ |
3回目 | ~12:55 | 13:00 | 48人 | 13:10~ |
4回目 | ~14:05 | 14:10 | 40人 | 14:20~ |
5回目 | ~15:25 | 15:30 | 40人 | 15:40~ |
6回目 | ~16:15 | 16:20 | 32人 | 16:30~ |
ドキドキの抽選発表
抽選発表は本館2階の昔の駅に設置された大型モニタに表示されます。
パパ、当たるかなぁ!?
当たりやすい朝イチの抽選やから、期待できるで!
なんで朝イチが当たりやすいん?
パチンコのモーニングみたいな感じ?
朝イチの抽選は開館と同時の10時開始で、締め切りが10時25分やから、受付が25分間しかないんやで。
みんな入館と同時に抽選会場にくるわけじゃないから、抽選する人が少ないんよ。
なるほど、さすがパパ!
ご覧のように、最終の当選番号が116番ということは抽選した人は約120人ですね。
朝イチの抽選枠の当選人数は48人なので、この日(土曜日)の当選確率は40%!
40%っていうことは・・、3人いたら、ほぼ誰か当たるね!
僕らの抽選番号は何番なん?
107番、108番、109番やで
107,108,109のどれかがあればいいんやっ・・!
当たり、当たりの番号は・・!?
・・・。
・・・。
・・・。
見事当選したら・・
運転シミュレータにチャレンジ!
抽選に当選したラッキーな人は、当選券に記載の指定の時間(5分くらい前)に運転シミュレータのコーナーへ行きましょう。
通常使用する運転シミュレータは、1番から8番まで8機あります。
シミュレータは在来線と新幹線の2種類
8機あるシミュレーターは、6機が在来線のシミュレータとなっています。
抽選に当選した場合、新幹線よりも在来線に当たる確率が3倍高い計算になりますね。
在来線のシミュレータはJR西日本が自社開発した近郊型電車の223系です。
JR京都線や琵琶湖線、神戸線などで普段私たちがよく乗っている電車ですね。
一回り大きい新幹線のシミュレータ
こちらは2機しかない新幹線のシミュレータで、在来線よりも一回り大きい仕様となっています。
新幹線のシミュレータはN700系7000番台です。
N700系の7000番台と8000番台は山陽新幹線、九州新幹線直通用として製造され、S編成の7000番台はJR西日本が保有、8000番台はJR九州が保有しています。
運転の条件はランダムに決定
シミュレータで運転する際の天候や時刻、駅などの条件は全てランダムです。
唯一決められるのは、自分で運転するか、コンピューターにおまかせするかのみ。
でもコンピュータにおまかせしたら、並んでシミュレータの抽選をゲットした意味がないような?(^^;
ご覧のように明るい時間帯の時もあれば・・。
ほとんど真っ暗、夜の時もあります。
運転士さんはあらゆる条件下で訓練するということですね。
貸出の制服を着て雰囲気もアップ
運転シミュレータでは、運転士さんの制服もサイズ別に貸出されています。
車掌さんの帽子も女性用と男性用の2種類用意されています。
制服を着て帽子を被れば、さらに気合も入るというもの。
シミュレーター終了後は記念撮影も
運転シミュレータ終了後には、運転士さんの制服で記念撮影もできますので、素敵な思い出の1枚にぜひ(^^
上手そうなお兄さんの運転に密着・・
運転シミュレータにチャレンジするお兄さん。
このたたずまい、見るからに出来そうな雰囲気・・ということで、このお兄さんの運転に密着してみました。
「この人、習ってるな」っていう感じがしますね
・・・。
各パラメータに注意しながらスタート!
画面左下には制限速度が表示されています。
画面中央には停止位置までの距離が表示されています。
運転台の速度計をチェック
運転台の液晶画面には速度計や圧力計が表示されており、これでシミュレータの列車の状況を把握します。
運転は順調に進み・・
お兄さんの運転はさすが順調そのものです。
次の駅まで719m。画面の中央に駅が小さく見えてきました。
画面右ではすれ違う列車が写っており、非常にリアルです。
停車位置まで343m・・。
ハッキリと駅のホームが確認できます。
いよいよ停車位置まで47m。
制限速度を少しオーバーしているようですが、かなり良い感じに停車しそうです。
まもなく停車・・
残りいよいよ8m、速度もかなり落としているので問題なさそうです。
と思いきや、僅かにオーバーランしてしまいました。
えっ!?
あれっ!?
・・・。
どうやら5mを越えてオーバーランしたので終了になったようです・・
お兄さんはかなり上手だったのですが、さすが運転士さんが訓練で使うシミュレーターだけあってシビアですね(^^;
オーバーランしたら必ず終了というわけではなく、駅によってはオーバーランしても継続できる場合もあります。
駅はランダムで決定されるので運次第ですね。。
失敗しても10分間体験できるようになりました!
せっかく遠くから来たのに、1回で終わってしまった!
ということがないように・・失敗しても10分間、何度でも運転できるようになりました!
これは凄く良くなりましたね!
兄弟で誰かが当たったら、仲良く変わってもらえば1人1駅はチャレンジできますね。
運転シミュレータの整理券をゲット!
ある休日の午後・・この日は長男と二人で京都鉄道博物館に来ていました。
入館してすぐにプロムナードを歩いていると、ある女性の方が私に話しかけてきます。
どうしたん?
運転シミュレータの整理券が当たったんだけど、遅い開始時間の枠だったから、よければ長男君が使ってくださいって
じゃあ僕、シミュレータ出来るん?
そやね、貰った人にお礼言ってね
やったぁ~!!
ありがとう!
ツイてるね!
ノッてるね!
労せずシミュレータの整理券をゲットしたこの親子・・。
果たして上手く出来たのでしょうか!?
いよいよ点呼開始時刻
点呼開始時刻になると、運転シミュレータの整理券を渡して運転マニュアルと替えてもらいます。
マニュアルの右上に記載されている番号が、プレイするシミュレータの番号で、今回だと5号機の在来線ですね。
次にお姉さんが取り出したものは・・本物の運転士さんも、運転の前にはチェックされているというアルコール検知器!
シミュレータだけではなく、こういうところもさすが本格的です。
「どなたかやってみる人はいませんか~?」ということで、子どもさんがチェックしていました。
レストランやブルートレインではビールの販売もありますので、もしかしたら本当にレッド(飲酒検知)のシーンもあるかもしれませんね。
お姉さんの説明を聞いて、いよいよチャレンジ!
アルコール検知器の次は、お姉さんが運転について説明をしてくれます。
素晴らしい笑顔ですね!
お姉さん「それではいってらっしゃい!」
行ってきます(☆Д☆)
行ってきます(☆Д☆)
こ、こいつら・・
運転条件は・・
今回の運転条件は夜、天候は晴れ、いよいよ出発です!
長男君、5mを超えてオーバーランしないように気を付けてや
まかせて!
電車はめちゃくちゃ詳しい長男君(7歳)ですが、電車の運転ゲームはハッキリいってめちゃくちゃ下手です。
駅が近づいてきても、全く減速する気配はありません。
減速してや
・・・。
減速して
・・・。
減速
・・・。
パパが停めるわ
うあ
駅が近づいてきたらブレーキをかけて、ホームの端で時速50kmを目安にします。
2mのオーバーランですが・・
2mのオーバーランでしたが、5mに収まっていますので1駅目は無事クリアーです。
続行して次の駅へ向かいます。
次の駅でも同じ要領でブレーキをかけます。
よしよし、この調子・・。
・・・。
制服姿で記念撮影
運転シミュレータ終了後、長男君が運転士さんの制服で記念撮影を撮ります。
この時の長男君の写真は、最高に良い笑顔でした。
運転士免許のボードも用意されていて、顔を出して撮影すると、京都鉄道博物館の運転士免許になりますよ。
2駅できたし、凄く楽しかった~!
制服も着られたし、本当に良かったね!
本物の運転士さんにレッスンしてもらえる、貴重なお仕事体験!
『ようこそ運転士のワンダーランドへ』
普段は使われていない、一番右端のシミュレーター。
実はここ、本物の運転士さんと一緒にお仕事体験をするスペースです。
※ 対象は小学生限定、1回6名の抽選です。
僕、お仕事体験やってみたい!
今日はラッキーなことに、定員割れの時間帯があったからね。
パパ整理券もらっといたで!
やったぁ~!
長男君は電車と車内アナウンスはめっちゃ詳しいけど、運転シミュレータはヘタやからね・・。
今日は運転士さんに教わって、しっかり上達してや!
ということで、まずは本物の運転士さんにお手本プレイを見せてもらいながら、シミュレータの操作を教えてもらいます。
さすが本物の運転士さん、シミュレータでも動作が完璧ですね~!
いよいよホームに進入。
運転士さんは、シミュレータでも完璧に停車できるのでしょうか!?
え!?
あ、いや、冗談です。
そんなわけないです。。
怒られますよ・・
冗談はさておき、さすが運転士さん、ドンピシャの位置で停車されました。
普段は当たり前のようにピッタリ停車していても、後ろで見ていると微妙な調整をしているのがよく分かります。
隣で教えてもらいながら操作する長男君。
こんな贅沢なお仕事体験ができるのも、京都鉄道博物館ならでは!
これで運転シミュレータも、少しは上達しそうです。
シミュレータの合間に、車掌さんの荷物について教えてもらったり・・。
最後はお願いして、一緒に写真を撮ってもらったり・・と、大満足の長男君と次男君でした。
お仕事体験「ようこそ運転士のワンダーランドへ」の開催日や時間は、公式サイトをご覧ください。
以上で運転シミュレータの記事は終了です。
下にも関連記事がありますので、ぜひ見て下さい(^^