
皆さんこんにちは、管理人のゆうです。
このページでは、京都鉄道博物館の最大のお楽しみの1つであるSLについて紹介しています。
【このページの目次】
明治から昭和まで時代を代表するSL20両が集結!
圧倒的なスケールの扇形車庫を見てみよう!
京都鉄道博物館の前身は、日本で唯一の蒸気機関車専門の博物館、梅小路蒸気機関車館!
20両の蒸気機関車が集結する扇形車庫には、花形の蒸気機関車がズラリと並び、そのスケールに圧倒されます。

それでは早速、京都鉄道博物館に展示されているSLを見て行きましょう!
明治生まれの136歳(2016年時点)にして現役のSL!
京都鉄道博物館を代表する車両の1つ、7100形7105号機「義経号」
展示場所:扇形車庫
1,880年にアメリカのピッツバーグから北海道にやってきた、京都鉄道博物館の蒸気機関車の中で最高齢の「義経号」です
義経号の名前の由来は、あの源義経が北海道に逃げ延びたという言い伝えからきています。
2016年で136歳になりますが、大阪の交通科学博物館の閉館後に半年かけて整備され、再び走れるようになった現役車両です。
イベントでは扇形車庫から本館1階の引き込み線に移動して展示されていることもあり、より近くでじっくり見ることが出来ます。
アメリカンスタイルの「カウキャッチャー」(先頭の牛などの動物を避ける柵)と「ダイヤモンドヘッド」と呼ばれる煙突の形が特徴的で、絵本に出てくるSLそのものですね。

義経号が北海道の雪で立ち往生した時は、恋人の「しづか号」が助けに来たという言い伝えもあります
※ 画像はNHK BSプレミアム「夢の“スーパートレイン”大集合~誕生!京都鉄道博物館~」のワンシーン

京都鉄道博物館では動態保存されているので、イベントなどで再び動くところを見られるかもしれないですね!
※ 画像はNHK BSプレミアム「夢の“スーパートレイン”大集合~誕生!京都鉄道博物館~」のワンシーン

お土産ショップでは、京都鉄道博物館限定の義経号チョロQが買えるよ!
日本初の旅客用蒸気機関車!
「ハチロク」の愛称で親しまれた、8620形8630号機
展示場所:扇形車庫
1914年製造で100歳を超える、日本初の旅客用蒸気機関車のハチロクです。
輸入されたSLを参考にして、1914年から本格的に量産され、1929年までの15年間で687両もの数が製造されました。

ハチロクはSLスチーム号としても活躍しています
大音量の汽笛は日本最大級のパワーの証!
「シロクニ」ことC62形2号機
展示場所:扇形車庫
1948年に製造された日本最大の旅客用蒸気機関車「シロクニ」ことC62形蒸気機関車です。
京都鉄道博物館では1号機、2号機、26号機の3両が展示されていますが、その中でも圧倒的な人気を誇るのが、この2号機です。
2号機は特急「つばめ」を牽引したエースで、現在もSLスチーム号で活躍しています。
出発時の汽笛はとんでもない大音量で、日本最大級のパワーを持つSLの迫力を、肌で感じることができます。

C62形2号機は除煙板に『つばめマーク』が付いていることから『スワローエンゼル』の愛称で呼ばれていました
現在も本線を走る「SL北びわこ」として活躍!
「ポニー」の愛称で親しまれたC56形160号機
展示場所:扇形車庫
1939年製の小型軽量の蒸気機関車として、ローカル線や臨時列車で活躍した「ポニー」ことC56形の160号機です。
現在も滋賀県の米原~木之本間を季節運行する「SL北びわこ」として活躍しており、長男君と次男君も大満足していました(^^

SL北びわこ、おじいちゃんとおばあちゃんに連れて行ってもらいました!

SL北びわこについては、JR西日本のサイトを参照してね!
京都鉄道博物館のオープン直前に重要文化財に!
日本初の量産型蒸気機関車230形233号機
展示場所:本館1階
イギリスのSL、A8形を参考に1903年に日本で初めての量産型蒸気機関車として誕生、主に西日本で活躍した230形蒸気機関車です。
233号機は奇跡的に現存しており、現存する日本最古の国産量産型蒸気機関車としての歴史的な価値から、2016年に国の重要文化財に選ばれました。
本館の入口でお出迎えしてくれますので、見逃すこともありません。

230形の前は絶好の記念撮影の場所ですよ!
ちなみに京都鉄道博物館の扇形車庫(梅小路蒸気機関車庫)も、現存する日本最古の鉄筋コンクリート造りの車庫として、2004年に国の重要文化財に指定されています。
全国のローカル線で活躍した旅客・貨物両用の蒸気機関車!
「シゴハチ」の愛称で親しまれたC58形1号機
展示場所:扇形車庫
1938年に登場して以来、400両以上が製造され、九州から北海道まで全国のローカル線で活躍したC58形です。
扇形車庫に展示されている1号機は、一時期「SLやまぐち号」でも活躍していました。

1号機は天皇陛下や皇族のお召列車の牽引でも活躍しました
日本で一番多く製造された蒸気機関車!
「デゴイチ」の愛称で親しまれたD51形1号機
展示場所:扇形車庫
SLとして日本最多の1,115両が製造された、「デゴイチ」ことD51形のトップナンバー(1号機)です。
1号機は煙突から長く伸びたカバーの形から「ナメクジ」の愛称でも親しまれました。
イギリス生まれの1800形1801号機
展示場所:本館1階
京都鉄道博物館の蒸気機関車の中では2番目に古い1881年(明治14年)にイギリスで製造され、日本に輸入された1800形の1801号機です。
勾配に強く、京都~大津間や長浜~敦賀・関ヶ原などで活躍しました。
本館1階中に展示されています。
入替専用機として活躍した超小型の蒸気機関車!
B20形10号機
展示場所:扇形車庫
1946年に製造され、構内で客車や貨車など自走できない車両の入れ替えに活躍した超小型のSL、B20形10号機です。
2002年に前身の梅小路蒸気機関車館の30周年と、JR西日本発足15周年記念事業として復元工事が行われて、再び自走できるようになりました。

あまりの小ささに、ナンバープレートがボイラーからはみ出しちゃってます(^^;
イギリス製の蒸気機関車!
「ネルソン」の愛称で親しまれた1070形1080号機
展示場所:扇形車庫
1901年の明治生れでイギリスから輸入された1070形1080号機です。
岐阜県の美濃太田機関区に配置された後、日鉄鉱業株式会社の栃木事業所で石灰石の輸送に活躍し、2009年に前身の梅小路蒸気機関車館へやってきました。
愛称の「ネルソン」は原設計のネルソン社に由来しています。
国鉄で最後まで走った、日本初の貨物用蒸気機関車!
「キューロク」などの愛称で親しまれた9600形9633号機
展示場所:扇形車庫
大正時代の1914年に製造、日本で初めて本格的に量産された貨物用の蒸気機関車で、勾配線区や貨物列車の牽引で活躍しました。
14年間で770両が製造され、国鉄で最後まで走ったSLでもあります。

「キューロク」の愛称の他にも「クンロク」「山親父」としても親しまれました。
現在も一番多く動態保存されているタンク式蒸気機関車!
C11形64号機
展示場所:扇形車庫
1935年から16年間で381両が製造され、旅客・貨物・入替と、幅広く活躍した小型のタンク式蒸気機関車です。
64号機は湊町機関区に配属され、関西本線などで活躍後、1939年からは北海道や東北でも活躍しました。
「シーのチョンチョン(11)」の愛称で親しまれ、動態保存機としては現在も全国で一番多く活躍しています。
日本最大の旅客用蒸気機関車!
「シロクニ」の愛称で親しまれたC62形1号機
展示場所:扇形車庫
1948年に製造された、シロクニことC62形のトップナンバー(1号機)です。
1号機は広島第二機関区や宮原機関区などに配属されて、山陽本線を中心に特急「つばめ」や「はと」、急行列車の「かもめ」などの牽引で活躍しました。
全国の地方路線で活躍した最後のパシフィック機!
「シゴゴ」の愛称で親しまれたC55形1号機
展示場所:扇形車庫
1935年にC51形の改良機として製造された旅客用蒸気機関車、C55形1号機です。
車輪中心のハブから放射状にスポークが伸びている「スポーク動輪」を持つ「パシフィック機」の最後の型式になります。
1号機は苗穂機関区や小樽築港機関区などに配置され、北海道を中心に活躍しました。
「デゴマル」の愛称で親しまれた9600系の後継機!
D50形140号機
展示場所:扇形車庫
9600系の後継機として1923年から製造された、大型の貨物用蒸気機関車D50形の140号機になります。
9600形から出力が大幅に向上し、急勾配や長大編成の貨物列車で全国で活躍しました。
日本最大、最強の貨物用蒸気機関車!
「デゴニ」の愛称で親しまれたD52形468号機
展示場所:扇形車庫
D51形(デゴイチ)をベースにボイラーを大型化したD52形(デゴニ)は、1943年から4年間で285両が製造された日本で最大、最強の大型貨物用蒸気機関車です。
強力な牽引力で、沼津、姫路、五稜郭機関区で活躍しました。
特急・急行列車の牽引で活躍!
「シゴク」の愛称で親しまれたC59形164号機
展示場所:扇形車庫
1941から7年の間に173両が製造された大型の旅客用蒸気機関車、C59形の164号機です。
東海道、山陽本線を「つばめ」「はと」「さくら」「かもめ」などの特急・急行列車の牽引で活躍しました。

SLのナンバープレートとしては珍しい赤色が特徴で、郵便切手(鉄道開業70周年の記念切手)にもなりました。
国内で唯一の3シリンダー機!
「シゴサン」の愛称で親しまれたC53形45号機
展示場所:扇形車庫
1928年から3年間で97両が製造された、大型の旅客用蒸気機関車C53形の45号機です。
客車の鋼製化や大型化に対応すべく、外国では既に実用化されていた3シリンダー機として誕生、特急列車や普通列車の牽引機として活躍しました。
しかし、その構造の複雑さから保守が難しく故障が頻発。戦時中の酷使と整備不良も重なり、1950年までに全車が廃車となった短命のSLでした。
お召し列車の専用指定機にもなった高性能機!
「シゴイチ」の愛称で親しまれたC51形239号機
展示場所:扇形車庫
1919年から10年間で289両が製造された、幹線旅客用の蒸気機関車、C51形です。
239号機は天皇陛下や皇族のお召し列車専用指定機として100回以上活躍した後、北信越や東北地方で活躍しました。
最高速度100kmの高速を追求し、特急「つばめ」も牽引した高性能機で、以後の国鉄旅客用機関車の標準規格となりました。
プロムナードでお出迎えしてくれる日本最大の旅客用SL!
「シロクニ」ことC62形26号機
展示場所:扇形車庫
1948年にデゴニ(D52形46号機)のボイラーを転用して誕生した、シロクニことC62形の26号機です。
日本最大の旅客用蒸気機関車としても有名で、銀河鉄道999に登場するSLは、C62形がモデルとなっています。
中央の転車台で方向転換!
京都鉄道博物館では、SLスチーム号の給水などの際に、中央の転車台で方向転換するシーンが見られます。
SLが転車台で方向転換するシーンは、多くの人が写真に収める瞬間でもあります。
自走して・・
方向転換をしたら給水所まで自走して・・。
給水して・・
蒸気機関車に欠かせない水を、ハイプで給水。
石炭を投入して・・
ショベルで火室に石炭を投入!
目の前で黒煙が上がるところも迫力があります。
SLに触れてみよう!
一部車両の運転席へ・・
扇形車庫に展示されているSLの中には、実際に運転席に座ることができる車両もありますので、ぜひ車両の中へ行ってみましょう!
火室の中には灯りがついていますので、様子がよく分かります。
運転席に座って子どもも興奮!
中に入れる車両の運転席は座れますので、実際に触れてみましょう!
小さい子も大満足です(^^
目の前でSLが走る!乗れる!
営業日は毎日運行中のSLスチーム号
いっぱいSLを見て触ったあとには、実際に走る体験型の展示「SLスチーム号」に乗れるのも、京都鉄道博物館では外せない楽しみの1つです。
SLスチーム号と並走するJR嵯峨野線や京都線
すぐ隣を走るJR嵯峨野線の列車は、お客さんの顔が見えるほどの近さです。
新幹線も見える
タイミングがいいと、小さな子も大好きな新幹線が見えます。
四季折々の梅小路公園が美しい
SLスチーム号は梅小路公園の外周に沿って走りますので、新緑の季節は写真のように緑が綺麗です。
秋には紅葉・・。
※ 前身の梅小路蒸気機関車館の時代に撮ったものです。
春には桜・・と、一年を通して四季折々の美しさを見せてくれる梅小路公園です。
SLのメンテナンスが見られるのは日本でここだけ!
SL第2検修庫
本館と扇形車庫を結ぶ連絡デッキからは、SLのメンテナンスをする「SL第2検修庫」が見学できます。
メンテナンス中の車両は・・
グランドオープンの2016年4月にメンテナンスを受けていた車両は、通称「デゴイチ」D51形の200号機です。
2017年の本線営業に向けて、整備がされていました。

SL編は以上になります。
ぜひお子さんに、大迫力のSLを見せてあげて下さい!

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