京都鉄道博物館のSLスチーム号

ゆうゆう

皆さんこんにちは、管理人のゆうです。
このページでは本物のSLに乗れる、京都鉄道博物館のSLスチーム号について紹介しています。

【このページの目次】

SLスチーム号って何!?

京都鉄道博物館のSLスチーム号

 京都鉄道博物館のSLスチーム号は、本物のSLが牽引する客車に乗って、梅小路公園の周辺1kmをゆっくりと走る体験型の展示です。

SLスチーム号で活躍している蒸気機関車

C622蒸気機関車

 SLスチーム号のSLは、グランドオープンの2016年4月29日~5月17日まではC62形2号機(通称シロクニ)が、2016年5月19日からは8620形8630号機(通称ハチロク)が客車を牽引してくれます。

C62形2号機

SLスチーム号

 SLスチーム号で活躍しているC62形は日本を代表する蒸気機関車の1つで、C62形の中でも人気の高い2号機は、特急「つばめ」の牽引で活躍しました。
※ プロムナードにはC62形26号機も展示されています。

ゆうゆう

C62形2号機は除煙板に『つばめマーク』が付いていることから『スワローエンゼル』の愛称で呼ばれていました

SLスチーム号の乗り場

C8620形8630号機

C8620形8630号機

 こちらもSLスチーム号で活躍している、日本で最初の旅客用蒸気機関車、C8620形8630号機です。
「ハチロク」の愛称で親しまれ、最後の1両は1975年まで活躍していました。

本物のSLが目の前で動く!

C622蒸気機関車

 SLスチーム号に搭載された大量の石炭。
この石炭を燃やして水を加熱し、水蒸気を発生させるところが目の前で見られます。

SLスチーム号の客車

赤紫の車両がSLに牽引される客車で、乗車券を買うと乗ることが出来ます。

長男長男

早く乗りたいね~。
辛抱たまらんわ~

ゆうゆう

・・・。

乗車券を先に購入しておくシステム

混雑時は切符を買う列ができることも

SLスチーム号の券売機に並ぶ人

 写真はオープン初日の4/29の午後1時ごろの様子です。
SLスチーム号切符を買うために並んだ時間は20分くらいでしたが、その後の土日では待ち時間なしで購入できていますので、今後もゴールデンウィークなどの大型連休以外はほとんど待つことはなさそうです。

SLスチーム号の乗り場

 SLスチーム号の乗り場の隣は、綺麗な花壇になっています。

列の横には大量の石炭が・・

蒸気機関車に使う石炭

 乗車券の購入待ちの列の横には大量の石炭が置かれています。

次男次男

この石炭は飾りなん?

ゆうゆう

これは写真に写ってるショベルカーで、実際にSLに投入するんやで

SLスチーム号の乗り場

次男次男

本当に石炭と水で走ってるんやね

空席状況はモニターで確認できます

SLスチーム号のチケット販売モニター

 SLスチーム号の乗車券の残席は券売機の上にある大型モニターに表示されています。
これで乗りたい発車時刻に残席があるかチェックしましょう。

券売機で人数と時刻を指定して購入

券売機で乗車券を買う光景

乗車券の購入は、職員さんに伝えると購入してくれます。

SLスチーム号の乗車料金

大人 高校生
大学生
小学生
中学生
幼児
(3歳以上)
個人 300円 100円
嫁

SLスチーム号は大人でも300円と大変リーズナブルな価格設定になっています

SLスチーム号の運行時刻

 SLスチーム号の運行時刻は、公式サイトでは11:00~16:00で15分~30分間隔での運転となっていて、通常の土日は下の20分間隔のスケジュールで運行しています。

 ちなみにオープン初日のSLスチーム号の運行時刻は、10時からとなっていましたので、ゴールデンウィークなど、多くの人の来場が見込まれる日は少しスケジュールが変わりそうです。

【通常の土日のSLスチーム号運行時刻】
11時 00分 15分 30分
12時 00分 15分 30分
13時 00分 15分 30分
14時 00分 15分 30分
15時 00分 15分 30分
16時 00分    

SLスチーム号に乗ろう!

オープンに合わせて新しい客車が完成

SLスチーム号に牽引される客車

 京都鉄道博物館のオープンに合わせて完成した新しい客車は、山葡萄ジュースのような赤紫色になり、シック&レトロで京都らしい色合いになっています。

長男長男

乗れるお客さんの数も前より多くなったよね?

SLスチーム号の客席

ゆうゆう

定員は80席→208席と約2.5倍に増加したで。
レトロさでいえば、前の客車も負けてはなかったけどね・・

梅小路蒸気機関車館のSLスチーム号

嫁

ちなみに、今回の客車は京都造形芸術大学の学生さん約20名が集まって考案した、産学連携の一環でもあります。

アナウンスをしてくれる車掌さんも

アナウンスをする女性の車掌さん

 客車には車掌さんが乗っていて、往復約10分間の解説をしてくれます。

大きな汽笛と蒸気とともに・・

大音量で汽笛を鳴らすSLスチーム号

SLスチーム号の汽笛は、牽引するSLによって違います。
特にシロクニの汽笛は、赤ちゃんは耳を塞がないと驚いてしまうくらい大きくて迫力があります(^^;
大量の蒸気が上がると間もなく出発です。

女性の車掌さん

車掌のお姉さんに見送られていざ出発!

けんぢけんぢ

お姉さんの笑顔がええやん?

ゆうゆう

素敵やん?

SLスチーム号の車窓から

SLスチーム号と並走する在来線と新幹線

SLスチーム号の車窓からみた風景

 SLスチーム号のすぐ隣にはJR嵯峨野線や京都線、新幹線の営業線が通っています。
タイミングが良いと、すれ違う列車が何両もすぐ目の前で見られます。

JR嵯峨野線はお客さんの顔が見えるほどの近さ

SLスチーム号のすぐ隣を走るJR嵯峨野線

 こちらはJR嵯峨野線の列車。お客さんの顔が見えるほどの近さです。

JR嵯峨野線の向こうにはJR京都線も

SLスチーム号のすぐ隣を走るJR京都線

 京都駅から発車する電車や・・。

SLスチーム号のすぐ隣を走るJR京都線

 京都駅に到着する電車が、次々に隣を走っていきます。

貨物列車も

EF210形電気機関車

 『桃太郎』の愛称で親しまれている貨物列車、EF210形電気機関車の姿も。

新幹線も見える

SLスチーム号の横を走る新幹線

 嵯峨野線と京都線の向こう側には東海道新幹線も走っていて、タイミングが良いと見られます。

終点で折り返し

SLスチーム号の終点

 SLスチーム号は西に向かって進行しており、終点では京都タワーが見えています。

すぐ隣には四季折々の梅小路公園も

SLスチーム号から見た梅小路公園

 SLスチーム号は梅小路公園に沿って走っていて、すぐ隣は梅小路公園が見えます。
写真は新緑が綺麗な4月末で、春には桜、秋には紅葉がとても綺麗です。

ゆうゆう

窓のないSLスチーム号には、爽やかな風が入ってきます

次男次男

気持ちいい!
超気持ちいい!

末っ子末っ子

・・・。

SLスチーム号に手を振ってくれる人

こちらは11月のSLスチーム号から見た梅小路公園で紅葉が綺麗です。
※ 前身の梅小路蒸気機関車館の時代に撮ったものです。

桜と蒸気機関車

 4月初旬には鉄道博物館の桜が咲いて、蒸気機関車との組み合わせが本当に綺麗です。

梅小路公園の桜

 SLスチーム号からも梅小路公園の桜が見られますので、4月のSLスチーム号は特にお勧めです。

SLスチーム号に手を振ってくれる人

 梅小路公園ではSLスチーム号を見ている人たちの姿も。

次男次男

やっほー(^o^)/

ゆうゆう

梅小路公園では手を振ってくれる人もいますよ!

出発から約10分後・・

SLスチーム号を迎えてくれる車掌

 再び車掌さんが素敵な笑顔で迎えてくれます。あっという間ですが、凄く楽しい10分間の小旅行でした。

転車台で方向転換!

転車台で回転するSL

次男次男

SLはどうやって給水したり、車庫の中に入っていくん?

長男長男

中央の転車台で回転するんやで。
機関車トーマスの機関庫と一緒やね

転車台で回るシーンは写真撮影で人気

回転台で方向転換するSL

 目の前で大きなSLが転車台で方向転換するシーンは迫力があり、多くの人が写真に収める瞬間でもあります。

SLを運転する機関士

 方向転換をしてから、給水所まで動きます。渋すぎ・・。

給水をして・・

SLに給水する機関士

 蒸気機関車に欠かせない水を、ハイプで給水。

石炭を投入して・・

SLに石炭を投入する機関士

 さらに火室に石炭を投入!
暑い夏は汗だくになりそうですね。ご苦労様です。

黒煙を上げるSL

 目の前で黒煙が上がるところも迫力があります。

再び転車台へ!

回転するSL

 給水と石炭の投入が完了したら、再び転車台へ。
お昼からも頑張って客車を牽引してくれます(^^

20両のSLが展示されている扇形車庫

京都鉄道博物館の扇形車庫

 SLスチーム号の蒸気機関車を含め、京都鉄道博物館の扇形車庫には20両の蒸気機関車が展示されていて、そのうち8両は現役で動きます。

長男長男

僕がこの前乗ってきた、滋賀県の米原駅~木ノ本駅を運行するSL北びわこ号のC56形蒸気機関車もここから出発しているよ。
展示されているSLについては『京都鉄道博物館のSL編』を見てね。

SL北びわこ号

ゆうゆう

博物館の隣の営業線から引き込み線、扇形車庫を使って本館1階へ車両を搬入することが出来るため、イベントなどで随時新しい車両の展示ができるのも京都鉄道博物館ならではです!

トワイライトエクスプレス

長男長男

やっぱりSLスチーム号は何度乗っても楽しいね!
地球に生まれてよかった~

嫁

下にも関連記事がありますので、ぜひご覧ください(^^

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